江守の里山車の軌跡 拡散編 2016.2017
平成28年2016年
英雄・名君・暴君 松平忠直 日本の分岐点 山車
越前二代目藩主 松平 忠直
夏の陣で真田幸村を討ち取り戦功を挙げる。
鯖江鳥羽野を開拓した名君であったが、幕府に不信感を持ち、謎めいた鬼となり暴君と化した。狂刃に散る良民の様を喜ぶ 妾 一国を愛し、さらに乱行を繰り返す。残虐さと愛情、名君と切支丹、もはや心に宿る鬼を抑える事は出来ない。
数々の乱行によって 豊後(現 大分)に流された後は、慎み深く領民を愛で、近侍を哀れみこの世を去った
もしこの絵のような女性が現れなかったら・・ 越前も変わっていたも・・・
日本版のジキルとハイドの様な両極端2面性を持っていた松平忠直本当に鬼の様な形相で噂の様な悪行三昧であったかは、諸説ありますが、その姿を現した山車です。
この年に、2014年ごろから検討していた、四神獣山車をいろんな地区に広め巡行を通じて、もの作り等の達成感を感じ取って、拡散できるよう虎と龍を各々お色直しをして、ふくい祇園まつりの方に預けました。
2体の山車はこうやって運ばれて行きました。
この年初めて福井祇園祭と相まって各地区(みのり、木田、社南)との山車と鳴り物の競演ができた、輝かしい年でした。
そして翌年新たな拡散となるのでした。
平成29年2017年
地元の誇りの山 福井戦国ロマン トレイルマップ 平安古道 山車
激動の戦国時代 地元福井の地にも数々の武将全国的にも名だたる人物この地には関わり合いがあり、それらが戦国ロマントレイルマップとして地元社南地区を地図上に通っていることをきっかけに製作者の一部で、清明・社南地区連携で事業を立ち上げるのを切っ掛けに朝倉氏遺跡出発一乗城山→文殊山→城山→福井城址入口「九十九橋」と言う戦国ロマントレイルルートが、福井県で設定したルートがあります。
こんな素敵な古街道を絡めた道路もスポーツも一貫した物が出来るいいチャンスという事で一乗谷の朝倉の総大将朝倉宋滴、文殊山を開山した泰澄大師、地元の誇りの山城山の新田義貞をトレイルコース上の山の人物として一つの山車まとめたものが、
今回の山車です。
今回の山車のイメージ図
新しい試みで作った石膏でのイメージ、山車の大きさのバランスや配置等を考慮するのに役に立ったのと、製作者のイメージを手伝って頂ける皆さんにより詳しくつたわりました。
別角度
後ろから撮影・山車説明含む
出発前の集合写真
この年ついに社南地区以外の山車の製作が始まりました。
及ばずながら社南地区も制作のお手伝いをさせてもらいました。
福井祇園祭も四神がそろいこの年は、みのり地区、木田地区、足羽地区、社南地区、社西地区と山車と鳴り物で賑わいました。