江守の里左義長
まつりと並んで江守の里の伝統行事2本柱のもう一角の、左義長まつり。
新興住宅地である江守の里は神社やお寺があるわけがなく、お正月が終わると各家から出されるゴミの中に〆縄や正月飾りの不要になったもので一杯になっていました。それをみかねた有志たちが集まって、他の地域の左義長飾りを視察して、見よう見まねで手探り状態から始まり、今では小正月には欠かせない行事ごとになっています。
しかしながら中心となって指導して来た指導者が後々事を考えると、後継者を育成し絶やさぬ伝統を守って行かなければいけないとの申し出がありどうにか継承して後の世代に繋ぐ役割企画しています。
まずは、稲刈りが終わる頃(9月上旬)のわら集め、自治会が招集、運営して頂きますが輪番制の役回りで引き継ぎが上手くいかない時もありますが、毎年有志の方のご協力によりうまく事が運ばれいます。
そして年の瀬のなり左義長飾りの本幹の竹の切り出しを行います。これも有志の経験のある方と、自治会連合会とが共同で作業しています。
年が明けて、左義長本番一週間前に連合会及び各種団体が共同になって、準備にかかります。
この日は事前に案内を町内に回覧板や配布物を使い、厄年の厄払いも兼ねており希望者は名前と生年月日等を伝え厄払いもできるようになりました。
左義長祭りをやり始めたころは子供たちにぜんざいがふるまわれていましたが、近年では振舞い鍋がふるまわれています。