江守の里山車の軌跡 夢プラン創世記 2007
平成19年 2007年
夢プラン計画
江守の里も福井市の造成が始まり、自治会が出来て丁度30周年を迎えるこの年、移り住みだして若かった人達も、次世代へとシフト行くころになりました。
当然町全体の平均年齢も上がり有志の人達も衰えを隠し切れなくなってきている時期になりました。江守の里夏祭りの継続は勿論ですが、祭りのメインである江守の里山車の継続も次世代へとシフトチェンジの徐々に進めていくことが必要となりました。
新たに増床された公民館には山車小屋のスペースは確保できたのですが、小屋自体がありません。小屋を作る資金等も考慮しなくてはいけなくなり。有志のみの力では継続が難しくなりました。
組織力、資金力、牽引力等のいろんな観点から、自治体主導の老若男女問わず町民一体となって、目標を持った団体を立ち上げ誰でもが関わり合いが持てる組織作りをすることにしました。
平成19年は30周年という事も有り例年とはいろいろ違う行事が執り行われました。
中でも、橋向こうの新種自治会と共同の夏祭りを行い、双方向の親睦を深めこれをきっかけに、お互いの自治会に交流が生まれました。
平成18年の山車巡行でも参加して頂いた時代を担う若者達を中心に、青年会活動を呼びかけ、特色ある行事を筆頭にお互いの親睦を測れるような会を発足する応援しました。
それでも、やはり花形である江守の里山車は、この年も勿論製作しました。
継体天皇 山車
この年継体天皇即位1500年という事もあり、即平成19年のテーマが「継体天皇」に決まりました。
しかし取り壊された、山車小屋はすぐ立て直すことができず、いろいろお世話になっている壮年会有志の方々に協力して頂き、無事にこの年も山車が出来上がりました。
この年ぐらいから、多くのお子さん女性の人の参加などが目立っていき、目標達成の一体感が増していきました。特に自治会の協力という事で、製作過程の広報も手伝って頂き、町をあげて感あるものでした。